脊振日記 目次(Vol.29) 脊振日記メニューへ バックナンバーへ
9月1日 野分たちて栗落ちて
9月6日 小さい秋

9月 6日 栃の木はつぶやく
9月1日 野分たちて栗落ちて


手はトゲに刺されチクチク痛む。結論から云えば固い皮の手袋をつけカスガイをイガグリにさし込んでむくのが最良であることを習得した。台風はうらめしくもあるが 強い物だけを残し、弱点をもろに知らしてくれる有難い存在でもある。
暑い暑い夏 栗木にビッシリ実がついた。今まさにイガグリが割れんとするとき15号・16号がやってきた。ホームランの話ではない。気まぐれ台風である。15号で3本、16号で3本 根元からポッキリ折れてしまった。残念ともったいないの思いで倒れた木からトゲトゲのイガグリを集め、実を取り出そうと試みたが四苦八苦。

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9月6日 小さい秋


秋の野に咲きたる花を
  指折り数ふれば七草の花
 萩の花、尾花、葛花、撫子の花、
   女郎花また藤袴朝貌の花 
             (山上 憶良)

秋の七草は見て楽しむとのこと。別荘の近くの山花は、心を和ましてくれる。
9月に入ってセミの合唱が少なくなってきたとたん朝夕が涼しく感じる。あの8月までの暑さはなんだったんだろう。ここ背振の山里では稲穂も頭をたれ稲刈りも始まった。別荘の周囲にも手の届く所まで小さい秋がやって来ている。

 
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9月6日 栃の木(とちのき)はつぶやく
3月に芽を出し、4月に緑の葉をつけ5月には幹につけた巣箱に小鳥達がやって来た。枝先に少しだけ花もつけた。また暑いさかりの夏には数えきれない程のセミの楽団がやって来て朝から夕まで連続の生演奏。にぎやかなことこのうえもない。セミ達も大きく、白くてスッキリした木肌を気に入ってくれたらしい。少々嬉しくなる。少しつけていた花は何処かへ散ってしまった。もう9月秋を通り越して冬がやってくる。ぜい肉をとるため葉を落とそう。来年こそはたくさんの花を咲かせ実をつけよう。
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2004 初秋
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