脊振日記 目次(Vol.32) 脊振日記メニューへ バックナンバーへ
11月29日 姿を現わした山の住人
12月 3日 振り返ってみれば

12月4日 ニワトリ
11月29日 姿を現わした山の住人


整った顔だちで恐れる気配もない。舐められてしまったのか、それとも危害を与える相手ではないと、心の底を見透かされたか・・・鼻筋とおり、毛並極上の冬毛、スタイルふくよか、体型はタヌキだが顔立ちはフェレット、いずれとも判別しがたい! 出来れば、お互い尊敬しつつ、すみ分けのためにも、住民登録をしてもらいたいが・・・。
 冬の別荘は誰もこないはずだが、朝来て見ると、誰かがきた形跡がある。周囲の土は、耕されたり掘られたり、毎度のことでおおよそ犯人のめぼしはつけている。過去に遭遇したことのある、野ネズミ、野ウサギ、猪は濃厚な容疑者であり、住人でもある。しかし今回、新たに住人を追加しなければ、ならなくなってしまった。その容疑者は突然現われた。別荘からの帰路、近くの林道そばで動く物があり、車を止めた。丸くて黒い物体が、下を向いたまま鼻先で落葉をかき分け、どんどん近づいてくる。ウィンドウ越しにシャッターを押した。落葉の下の虫ケラを捜しているのか顔が見えない。最接近(約3m)した時、目と目が合った。
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12月3日 振り返ってみれば
振り返って見れば満ち足りた1年であった。
喜怒哀楽を明確にしつつも、淡々として、見栄をはらずに、素直に来られたと思う。
(他人には迷惑かけていよう)
自然に対して、動物達に対して、関わり合った人々に対して、感謝するのみである。

春を愛する人は   心清き人
夏を愛する人は   心強き人
秋を愛する人は   心深き人
冬を愛する人は   心広き人

これは、四季の歌の歌詞の一部であるが、脊振の四季にまるごと惚れて、通いつめた一年
歌詞のごとくはいかないが、永遠の目標ではある。
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12月4日 ニワトリ


暖かい日ざしのあるとき、皆で砂場に集まり、体に砂をかけうづくまり、目を細めている時。一番輝く時・・・母ドリがヒヨコを従えて道行をしているとき、たまに柵の外側から、犬がヒヨコを脅すと母ドリは全身の羽を逆立てて、敢然と戦いを挑んで行く。金網越しではあるが、母の愛は強し!来る年はトリ年、人もトリも羽ばたいて、ステージをワンランク上げよう。
 我が動物舎のニワトリは元気そのもの。総勢27羽、よくしたもので、人間の手は加えないのに、オス13羽、メス14羽とバランスが良くとれている。人間社会と似て、老齢化、少子化の傾向にある。卵はほとんど産まない。餌はよく食べる。争いごとも絶えない。糞もよくたれ何処にでも構いなし、特技は早寝早起、鳴き声も森に響く。高い所のとまり木で眠れる。たまには、1本足で寝てる事もある。最高の特技は、足で地面をケチラカシ煙に巻く事、まるでハウルの動く城みたいだ。弱点・・・人間の識別が不得意。毎日、餌を与えてくれる人を忘れ、パニック状になる事あり、トリ目では致し方ない。しあわせな時・・・
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2004 冬
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