脊振日記 目次(Vol.42) 脊振日記メニューへ バックナンバーへ
10月 4日 続 スズメ蜂
10月 12日 栃餅に挑戦

10月4日 続 スズメ蜂
 蜂の自然消滅を待つことにしたが、巣を意識した途端飛び回る蜂の多さが気にかかる。いつか見た「ご近所の底力」という番組で蜂取器の作成要領を紹介していたので、さっそく真似て作った。酒、砂糖、酢を所定量混合し、穴を開けた丸いペットボトルに入れ、日陰の木に吊した。
 余談ではあるが、ペットボトルの穴開けと混合液の注入作業を別荘玄関で作業中、匂いをかぎつけたのかスズメ蜂が異常に集まってきて恐怖感を覚えた。結局ゴム手袋をして木の棒の先にビニール袋をつけ、蜂が集まっている容器にかぶせ遠く離れた所まで運び完成させた。
 
吊した3個の蜂取器には4日たった今日数十匹が入り大成功。気のせいか飛び回る蜂も少し減ったようだ。甘酸っぱい香りにひかれておぼれ死んでいく蜂の姿を見つつ、うらやましさと哀れさを感じつつ、いつか本で読んだ言葉を思い出した。

「死は、前よりしも来らず」
気がついた時にはすでに後に迫っている。足音をたてず、静かに背後に忍び寄って来ている。
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10月12日 栃餅に挑戦
 栃の実は輝いている。形もつやも栗より格上、味もさぞや良かろう。昔の人達は餅にして食したと聞き,作ってみる事にした。
 作り方を調べるにつれ、一筋縄ではいかないことも分かってきた。しかし、またとないチャンス。実行あるのみ。少々マニュアルからはずれても正規の道具がなくとも、要所さえおさえればと軽い乗りで行う。





@温めて栃の皮をむく
A別荘前の川に1週間浸す
B木灰(背振で燃やした竹灰)と実を混ぜ熱湯をそそぎ3日間で「あく」抜きをする
C栃の実ともち米を1:3の割合で蒸す(炊飯器で炊く)
D土鍋に入れてすりこぎでつく





 田舎風のおいしそうな餅が完成。つきたてのやわらかいのを食した。我ながらこれはいけると思ったがしばらくして何とも言えない。
しぶ味というかしびれ感というか何かが変。あく抜きが不完全だったかも知れない。敗け惜しみではないが
 野生の鹿は生で栃の実を食べると聞いた。それを思えば少々の違和感は我慢しよう。次回チャンスがあれば再挑戦だ。
2005 秋
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