脊振日記 目次(Vol.43) 脊振日記メニューへ バックナンバーへ
10月 29日 路傍のアケビ
11月  4日  天とう虫の秋祭

10月29日 路傍のアケビ


 背振への往路道の端にアケビの皮が1枚落ちていた。よくあることなので誰かが捨てたものと通り過ぎたが好奇心の虫が騒ぐ。歩いて戻って雑木林に目を凝らした。やはりアケビの蔓が有った。
 薮をかき分け蔓を追うと、大木の先端付近に熟れた実がついている。素手では無理かも知れないと思いつつ、木に登って悪戦苦闘。ようやく数個のアケビを取った。さっそく試食したら、これがまた天下一品。甘さも香りも最高。体に染み透る山の味だ。ケーキやアイスクリーム、饅頭の比ではない。ただ欠点は種が多いことか。人間達よりは鳥や昆虫達がおいしさをよく知っていて、開いたアケビには虫達があつまっている。  丁度別荘にもムベの木があるので、色づいた数個を取ってアケビと比較してみた。蔓の葉も違うし、果実の皮の肌も色も異なる。最大の違いはアケビは熟れると皮が開いて中の実がむき出しになるが、ムベは開かず最後まで固く皮を閉ざしていることだろう。同じ種族だと思うが、結構違うものだ。いずれにしても秋の味覚を満喫させてもらった1日でした。
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11月4日 天とう虫の秋祭


毎年、寒い冬が過ぎると別荘の中やキャンピングカーの中に仮死状態の天とう虫を多数発見するが、ひょっとしたら冬を迎えて冬眠の寝ぐらを求めてやってきたのかも知れない。別荘を開放してやりたいが、そうもいかない。多分今日は天とう虫の秋祭なんだろう。
 昨日の文化の日は雨だったが今日は秋晴れ。別荘の気温17℃。暖かい午後、大軍団がやってきた。別荘の回りを飛びまわり踊っているかに見える。陽の当たる壁には無数の小さい点のようにして張り付いて動めいている。その数、数千匹とみた。こんな大群人生初めて。
 最初は小さい蜂かあるいは大きいブヨかと思ったが、何と可愛い姿の天とう虫であった。何のためかは知らないが楽しそうに写った。
 

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2005 晩秋
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