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山田風太郎は云う。この地上では無限の虫たちが草葉のかげで死んでゆくが、実は自分だってその虫ケラの一匹と同様なのであると。特別なものと思わない方がいい。この方が素直に安心立命の境に達せられると。氏は4年前に風のごとくこの世を去った。ある人はいう。死を考えることは明日をどう生きるかということに繋がってくると。さもありなん。 |
背振の山に居てふと空を見上げれば色んなことが脳裏をかすめる。無限の広がりの中で、時間とは、宇宙とは。今も宇宙は広がり(膨張)続けているとのことである。思考を逆行させれば、宇宙の始まりはビッグバンから始まったというのが定説らしい。
その先は、その前はどうなっているのか不思議だ。地球、生物、人間はどうして何のために存在しているのか疑問はつきない。やはり何者かに生かされているのだろう。「生命の暗号」という本の中にこんな事があった。人間の体内にある60兆の細胞はその一つ一つが皆生きている。そして、お互い支え合っている。なぜそうなのかといえば、体内に指令情報が存在している。それが遺伝子だといっていた。
この科学や人知を超えた遺伝子の設計者をサムシング・グレート(偉大なる何者か)と呼んでいると有った。人の死も当然遺伝子の中にセットされているわけである。
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