脊振日記 目次(Vol.49) 脊振日記メニューへ バックナンバーへ
5月 9日 西瓜
5月 11日 風薫る5月

5月9日 西 瓜
栗林の空地にスイカの苗を植えたが、枯れてしまった。こりずにまた植えた。阿呆ではないかと言われそうだが本人も自覚をしている。
 負け惜しみではないが、収穫をして食べるつもりはない。自然のままの状態の山の畑で動物ウォッチングがしたいだけである。

 その前に枯れてしまったスイカの苗、農家の人達のを見ると苗のまわりをビニールの袋で囲って植えてある。病害虫から守るためであるという。どうも納得できないが、失敗したときは真似るのが一番の高等戦術。ビニールを探したがないので段ボールで囲いをした。雨に耐えられるか疑問であるが、しないよりはましだと思い実行あるのみ。
 
夢はふくらむ。どの位の大きさまで育つか。
誰が盗みにくるか。イノシシ、カラス、ウサギ、タヌキ、
イタチ、ネズミ等々。想像するだけで楽しみである。
明日から毎日成長を見る楽しみがまた一つ増えた。




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5月11日 風薫る5月
八十八夜も過ぎ、爽やかな初夏の風が頬にあたる。見えないが、時にはヒューッと音をたてよどんだ空気を清流に変えてくれる。呼吸をするとおいしい。別荘の周囲の森も柔らかい新緑が光を浴びて美しい。 背振の途中、春の精気を浴びた新茶を摘んでいる。
 八十八夜(5/2)に摘まれたお茶は縁起が良くて長寿の妙薬であるともいわれる。また、背振の田には水が注水され一部田植えも終わり、カエルも鳴き始めた。


 こんな時、都合あって首都圏に3日間滞在し、コンクリートで固められたビルや道路の街をメトロやモノレールを利用し人間ウォッチングをした。たしかにダイナミックでエネルギッシュではあるが、空気がまずいし肌に合わない。東京砂漠の中に「魑魅魍魎」が住んでいるとしか写らない。人工物だけで自然が少ないせいか時の流れも異なっているようだ。
 新聞の編集手帳に記してあったが、森の中では脈拍数や血圧が下がり唾液中のストレスホルモンの濃度も低下するとあった。わずか3日間ではあったが、別荘(山)の良さを再認識させられた連休であった。
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2006 春
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