脊振日記 目次(Vol.69) 脊振日記メニューへ バックナンバーへ
1月 7日 雪の正月
1月10日 胎動した新年
1月7日 雪の正月
 1月2日快晴 年末の31日から降った雪、山を見上げると脊振は白銀の世界、朝陽に輝きいつもより一段と美しい!
除雪された県道を、恐る恐る進む。鴨池の周囲、雪は深いが水面に氷はなく、鴨達は元気にスイスイと泳いでいる。餌を与えて別荘に向かう。
 別荘が見える付近は、積雪が多く20〜30cmありそう。県道上に車を止め、長靴に履き替え、新雪を歩く。早くも、犬のロンとシロが気配を察し、体全体に喜びを現わしつつ歓迎してくれる。動物舎の入口の鍵は凍結、手で温めて回した。
舎内は白一色、静かで動物たちの姿はない。鶏舎を覗くと、暗い室内の地面、上、中段のとまり木に、それぞれ肩寄せ合って正月を迎えていた。相変わらず、寒さと雪には弱いらしい。カラッポになった餌箱を満たし、特別に持参したキャベツを少々与えた。犬のロンとシロもおいしそうに食べた。
動物たちを含め今年も安穏であれと思う!
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1月10日 胎動した新年
 新年がスタートした。相も変わらず世は混沌としており、先が見えない。見るだけの知性も洞察力も無い。頼るのは、神様(自然)から戴いた直感によって明るい方向を目指すだけだ。
「心は危険の大小を見分ける確とした能力が有る。だから、安心して自分の衝動を行動に移すがいい。長く待ち過ぎているうちに、後から別の知恵が出てくると、たいていうまくいかない。慎重も程々が良い」とあった。(バルタザール・グラシヤン著、賢人の知恵)要は、前向きの気持ちで行動しろということらしい。
脊振の山に一人でいると、他人を意識することが少ない。見ているのは、パラサイトしているもう一人の自分である。今日一日を自分で定めて、自分で行う、気負う必要もない。凡人は、身の丈に合わせ毎日をコツコツと努力するだけである。結果は自然のまま出てくる。そして己の非力(自然と対比)さに満足すれば良い。
今年は、自然の流れに逆らわず、木の葉が風に舞い散るように、 ヒラリ・ヒラリと生きることが出来たらいいなと思う。
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2008 新春
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