脊振日記 目次(Vol.76) 脊振日記メニューへ バックナンバーへ
8月 1日 夏バテ ハナちゃん
8月 7日 真夏の果実
8月1日 夏バテ ハナちゃん


 ハナちゃんは老齢(15歳)である。そのためか気高い。
他の犬達みたいに、人間に尾っぽを振って媚びることをしないし、他の動物や犬達に出合っても、吠えたりしない。超然として、我が道を行く風である。
そんなハナちゃんの、一番の楽しみは2度の食事である。脊振の山から帰って来て、食事が無い時は、出るまで、全身をゆらして吠え続ける、すごい執念である。(モモやナナはおとなしく待っている)
しかしながら、寄る年波には勝てず、白髪も増え、白内障を患って、少々不自由している。毎日、上手に目薬を点し、薬を飲み、日々努力を重ねている。
 7月25日、暑い日が続いて、日中は草や木もうなだれているような昼、犬舎のワンちゃん達を覗いてみたら、5頭ともそれぞれ、お気に入りの場所で休んで涼をとっていた。  午後4時頃、帰社するため車を犬舎の出入口に近づけたが、ハナちゃんが居ない。いつも帰る時間には、車の音を聞きつけて待っているのに様子がおかしい。大声を出して呼んでみたが来ない。探しに行ったら、犬道の角の涼しい穴ボコで丸くなって寝ていた。『何してるね。帰るよ!』と言ったら、のっそり起き上がり、トボトボとついてきた。
 この日、帰ってからは、いつものように吠えることもなく、食事だけはとったが、水を飲む元気も無く、翌26日、病院へ収容されてしまい、4日間の入院生活となった。29日夕方、病院へ迎えに行ったところ、お腹が空いていたのか、いつもの大声で吠えていたらしく、まずは一安心。
 31日、ハナちゃんはモモ・ナナと一緒に、久しぶりに脊振の別荘へ出発。山のロン・シロと再会することが出来た。
8月は更に熱波がやってくるかも知れない。水につかったり、スタミナ食をとって夏を乗り切ろう。
ガンバレ ハナちゃん!
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8月7日 真夏の果実












 暑い暑い毎日が続いている。油断をすると、豪雨と雷が一緒になったゲリラ雨となって襲ってくる。雨が降った後は、大地から湯気が立ち登って蒸発していく。叉、別荘の下の小さい清流は、一瞬の間に褐色の濁流と化す。
 7日、アブラゼミの声を聞きながら、別荘の回りを歩いてみた。木々はそれぞれ果実をつけつつあった。ギラギラする太陽の光と雨をあびて、植物の葉っぱは活発な活動を続け、成果を着実に実らせつつある。ブルーベリーの実は、はちきれんばかりにパンパンに張りつめ、あとは色づくのを待つばかりである。栗の木には、まだ幼いが細くて長いイガが形を現してきた。とちの木の大木には、大きな葉にかくれて固い殻をつけた茶色の実がチラホラ見える。
5〜6本の柿木は、花実をつけていたが、いつの間にか落下してしまい、今小さい1本の木だけ可愛い実をつけている。
 ブルーベリーは今からが食べ頃、他の果実は秋に向け暑いなか、せっせと実をふくらませつつある。いま、夢いっぱいの植物達である。


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2008 晩夏
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