暖かかったり寒かったり、雨の多い日が続いた。
4月2日ようやく晴れた。4月は入学式・入社式、桜の花等夢のふくらむ季節である。
脊振への途中、桜の花を撮りたかったがため、鎮西山に寄り道をした。山は、桜花の淡いピンクで美しく彩りされていた。
昨日の雨のせいか、空気も澄み気持良くまた、路上は花ビラで埋めつくされている。時おり、そよ風に吹かれて花ビラがヒラヒラと舞い落ちてくる。誰も居ない山なのに騒々しい。
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集団の声はメジロたちであり、ひときは甲高い声はヒヨドリである。いつもより、活発に飛び回っている。何をしているかと見れば、桜の花蜜が狙いのようだ、花から花へと飛び移り友達とささやき合って、さながら野外パーティーか合コンをやっているみたいである。 写真を撮ろうと構えるがうまくいかない。そんな時、すぐ目の前の路上に変な動物が現われた。
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人前もはばからず悠然と横断していく、人を人とも思っていない。「狸(?)野郎め、おいぼれ爺とあなどっているのか、無礼者!」と思わないでもなかったが、怒ってもしかたあるまい。それとも、あの狸も、桜の花の下で一杯やったあと、フラフラと出てきたのかも知れない。そう思うと腹もたたない。
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