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※上記価格は参考価格です。地盤の状態や調査方法によって金額は変わってきます。そのため、正式見積りは現地確認後のご提出となります。
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家を建てる前に、土地がどんな状態なのか知っておくことをおすすめします!- 住宅の地盤調査では、事前資料調査・現地踏査・現地計測等から、軟弱層の圧密沈下・盛土・切盛り・ガラやゴミの混入・井戸や浄化槽の跡・建物荷重バランス・・・に注意しながら、総合的に地盤を評価することが重要です。不同沈下の原因はさまざまですが、複数の要因が重なりあって不同沈下事故に至っているケースが多いようです。
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- ■スウェーデン式サウンディング試験
- スウェーデン式サウンディング試験は、原位置における土の貫入抵抗(硬軟度合、締まり具合)や土層構成などを判断し、支持力を推定する地盤調査法の一つです。
- ■特徴
- 硬い地盤には不向きですが、切土と盛土で造成され地盤強度に偏りが予測される場所などでのキメ細かな調査や、狭い場所での調査に有効です。簡便で経済的に地盤状況を調べることができるため、宅地の地盤調査方法として広く一般的に用いられています。
- ■調査方法
- 先端にスクリューポイントを取り付けたロッドの頭部に1.0kNまでの荷重を加えて、ロッドの貫入量を測ります。
- 貫入が止まったら、ハンドルに回転を加えて地中にねじ込み、25cmねじ込むのに要した回転数を記録します。
- この結果をもとに地盤の強度を判断します。
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- ■表面波探査
- 起振器によって人工的に発生させた表面波(レイリー波)を用いた調査法です。
- ■特徴
- 舗装面や表層改良地盤など、スウェーデン式サウンディング試験では貫入できないような場所で有効な調査法です。
- ただし、擁壁や瓦礫等からの反射波の影響を受けやすく、単独では支持層確認が困難という側面もあります。
- そのため、解析精度を高めるために他の調査法と併用するなど、その特性を十分配慮した活用が必要です。
- ■調査方法
- 周波数を制御しながら起振器によって地表面に上下振動を与え、一定距離だけ離した2個の受振器によって伝播してきた波動の速度を求めて深度と表面波速度の関係に変換し、これを用いてS波速度構造を求めます。最終的にこの速度からN値や支持力に換算します。
- ■ボーリング調査
- ボーリング(boring)とは、孔をあけるという意味であり、地盤調査においてはボーリング機械などを使用して地盤に孔をあけ、地盤の構成を調べたり、土や岩のサンプルを採取したりすることを指します。
- ■特徴
- 通常機械ボーリングと標準貫入試験(N値測定)は併せて行われ、一般にはボーリング調査といえば両方を意味します。
- なお、N値は土の強さの程度を表し、これを用いて設計計算に必要な土の物理・力学定数のほとんどを推定することができます。
- ■調査方法
- 対象深度まで掘削した後、試験用サンプラーをロッド先端に接続し、孔底に降ろし、予備打ちによりサンプラーを15cm貫入させます。その後、質量63.5±0.5kgのドライブハンマーを76±1cmの高さより自由落下させ、本打ちを行います。
- ボーリングロッド先端に取り付けた標準貫入試験用サンプラーを地盤に30cm打ち込むのに要する打撃回数が、N値として記録され、打撃回数が50回を越えても30cm貫入しない場合は50回で終了とし、貫入量の記録とともに終了します。